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沿革と概要

社会連携

博物館


物館展示
境界研究ユニット(UBRJ)は、ボーダースタディーズ(境界研究)にかかわる研究成果を積極的に社会還元しています。その一つが、北海道大学総合博物館特設ブースでの展示、関連するDVD制作や市民セミナーの開催です。2009年以来、10期にわたって博物館で行ってきた数々の展示は多くの来館者の眼にとまり、メディアで何度も大きく取り上げられました。なかでも展示のシンボルとなった廻る地球儀は、地形が再現され、海の深さまでスケールで表現された貴重なもので、樺太の北緯50度線に置かれた日露国境標石のレプリカとともに来館者にインパクトを与えています。 地域研究が現場を重視し、現地からの情報をなによりも大事にすることを思えば、来館者に現場を体感させる博物館展示こそ、成果を社会に伝えるにふさわしい場のひとつでしょう。ユーラシア大陸や日本各地の様々な国境・境界地域を伝えてきた特設ブースですが、現在は地域振興を目指す「国境観光(ボーダーツーリズム)」をキーワードに展示を行っています。
博物館展示


幌など地元自治体及び市民団体との連携
日本大震災と福島原発事故を機に始まった「一緒に考えましょう講座」は、月に一度ほどのペースで開催されています。1986年にスラブ・ユーラシア地域の核ともいえる旧ソ連のチェルノブイリで原発事故が起きたことも開講の背景です。震災そして原発事故の問題は防災や原子力など自然科学系の専門家に加えて、人文社会科学の視点からも考えることが必要です。被災や復興は地域と人の問題だからです。講座の目的は市民と大学がいっしょになって新しい知のあり方や将来の世界を考えることで、北大内だけでなく、札幌市内、蘭越町、共和町、岩内町等の自治体や市民団体とも共同で講演会や研究会を開催しています。
一緒に考えましょう
また境界研究ユニット(UBRJ)関連では、境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN:2011年設立)の活動を通じて、日本各地の国境自治体(稚内、小笠原、対馬、竹富、与那国など)や地域シンクタンク、NPOなどを結び、政策立案・人材育成のための活動も展開しています。詳しくはJIBSNのホームページをご覧ください。
ウエブサイトURL
http://http://src-hokudai-ac.jp/jibsn/

jibson



開講座
センターでは1986年以来、一般市民を対象とした公開講座を開講しています。毎年、50〜100名程度の参加の申し込みがあり、講義内容は様々なかたちで公刊されています。

過去の公開講座

2016年 「スラブ・ユーラシア社会に おけるジェンダーの諸相」
2015年 「動乱のユーラシア: 燃え上がる紛争、揺れ動く政治経済」
2014年 「記憶の中のユーラシア」
2013年 「ユーラシアの現代と宗教」
2012年「ユーラシアの自然と環境は誰が守るのか」
2011年 「スラブ・ユーラシアで躍動する人々」
2010年 「 地域大国比較の試み-ロシアを中国やインドと比べたら何が分かるか?」


開講演会
センターでは2012年度から、専任研究員の最新の研究内容やスラブ・ユーラシア地域の最新事情を、市民・学生・ジャーナリストなどに向け広く公開するため、公開講演会を年4回開催しています。

過去の公開講演会

第20回 2017年3月 「スラブ・ユーラシア地域の農業問題 - 旧ソ連四カ国の比較で見えること」 (山村 理人)
第19回 2016年12月 「クリミア・タタール人:その過去と現在」 (長縄 宣博)
第18回 2016年10月 「『終わらない時間』、チェルノブイリ30年、福島5年」 (家田 修)
第17回 2016年6月 「縮小するロシア経済:回復はあるのか?」(田畑 伸一郎)
第16回 2016年3月 「『ラスコーリニコフの最初の一歩』 ドストエフスキー『罪と罰』第1部を拾い読む」(望月 哲男)
第15回 2015年12月 「地域を変えるボーダーツーリズム 対馬・サハリン・オホーツク」 (岩下 明裕)
第14回 2015年9月 「比較帝国論から見る大国・小国関係:グレートゲームからウクライナ紛争まで」 (宇山 智彦)
第13回 2015年6月 「少子高齢化を東欧から考える 東欧諸国の福祉政策」(仙石 学)
第12回 2015年3月 「ハルビン駅へ: 日露中・交錯するロシア満洲の近代史」 (デイヴィッド・ウルフ)
第11回 2014年12月 「言語・民族・宗教  ゴーラ人の文化とアイデンティティを巡る諸問題」 (野町 素己 )
第10回 2014年10月 「ベラルーシ、存在しなかった国の文学史」(越野剛)


究所公開
2013年度より北大際期間中にセンターの一般公開を行っております。一般公開では、研究員による最新の研究内容をわかりやすく説明する「サイエンス・トーク」や、スラブ・ユーラシア地域の動向・最新情報についての企画展示が行われ、毎年、200名を超える来場者がセンターを訪れています。

2014年サイエンストーク

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