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センター長挨拶

センター長から

仙石 学(SRC)


仙石 学  (SRC)

  2017年2月1日付で、センター長に就任いたしました。よろしくお願いいたします。


 2016年度から、第3期中期計画期間(2016〜2021年度)が始まっています。近年のセンターにおける共同研究は、地域間比較と境界研究を2つの軸としていますが、第3期においてもこの領域での研究を推進します。地域間比較に関しては、基盤研究A「比較植民地史:近代帝国の周縁地域・植民地統治と相互認識の比較研究」、同「ユーラシア地域大国(ロシア・中国・インド)の発展モデルの比較」、基盤研究B「ポストネオリベラル期における新興民主主義国の経済政策」、同「社会主義文化における戦争のメモリー・スケープ研究:旧ソ連・中国・ベトナム」などとして進められます。境界研究に関しては、グローパルCOEプログラム「境界研究の拠点形成:スラブ・ユーラシアと世界」(2009~2013年度)を継承するプロジェクトが、基盤研究A「ボーダースタディーズによる国際関係研究の再構築」、基盤研究B「中露関係の新展開:『友好』レジーム形成の総合的研究」などで行われています。

 

  境界研究は、大学共同利用法人人間文化研究機構が主導し、センターを含む全国の5つの研究機関が連携して2016年度から6年間の予定で実施している、「北東アジア地域研究」のなかでも進展させます。境界研究は、社会との連携の面でも成果を上げており、地方自治体、公益法人、NPOなどの実務者を結ぶ「境界地域研究ネットワークJAPAN (JIBSN)」は、2015年度の地域研究コンソーシアム社会連携賞を受賞しました。なかでも、国境(ボーダー)を観光資源として活用しようとする試みである国境観光(ボーダーツーリズム)は、地方活性化につながる社会実践として注目されています。

 

  これらの他に、地域間比較と境界研究の両方に関連しますが、言語の比較に関する国際共同研究も進めていきますし、北極域研究をはじめとして、異分野連携の共同研究にもこれまで以上に関与していきたいと考えています。文学研究科の協力講座として行っているスラブ・ユーラシア地域研究の大学院教育については、サマー・インスティテュートやロシア極東5大学との交流プログラム(RJE3)など、本学の取組みを十分に活かして、質的にも量的にも改善をはかっていく所存です。こうしたセンターの様々な活動に、多くの方々に参加していただきたいと考えております。今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。

(2017年2月1日) 

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