HMBおすすめランキング【効果と安全性】

最新の医学的見地からHMBサプリの効果を比較。ステマではない、客観性を重視したおすすめランキングです。おすすめの飲むタイミングや摂取量も解説します。

安いHMBおすすめランキング

HMB

安いだけのHMBはダメ。HMBコスパランキング。

2018-05-26

HMBサプリは、定価の安さだけで選んではいけません。

HMBランキングを紹介している多くのサイトでは、定価や1日当たりのコストを比べています。

しかし、これでは正確なコスパは分かりません。

安かろう悪かろうな、激安HMBサプリがランキング上位になる危険性があります。

そこで今回は、安いだけではない、安くて質が良いHMBサプリを紹介します。

効果のある安いHMBサプリを探している方は、参考にしてください。

激安HMBサプリの理由

HMBの含有量が少ない

HMBサプリで最も大切なのは、当然ですが、HMBの含有量です。

いくら1袋当たり、1日当たりのコストが安くても、そこに含まれるHMBの配合量が少なければ全く意味がありません。

そのため、正確はHMBサプリのコスパを比較するためには、HMB1mg当たりの価格を比較するのが最も理にかなっています。

そこでこのランキングでは、次の式を使い、HMB1mg当たりの価格を算出しています。

定価÷(1日分のHMB配合量×入数÷1日分の摂取粒数)

また、一部のHMBサプリメーカーでは、HMBの配合量を意図的に多く見せるやり方をしているので、その手口を2つ紹介します。

金剛筋HMBのやり方

金剛筋HMBのコスパ

金剛筋HMBは、サッカー元ブラジル代表のロナウジーニョ選手を広告塔にしているHMBサプリです。

ほとんどのHMBサプリには、パッケージに1日分当たりのHMB配合量が書かれています。

金剛筋HMBには、HMBCa 2,000mg(9粒当たり)と大きく記載されています。

これだけ見ると、1日分当たり2,000mgのHMBが配合されていると思いますが、実は違います。

このHMBサプリの1日の推奨摂取粒数は、9粒ではなく6粒、入数は180粒です。

6粒当たりで計算しなおすと、1日分当たり約1,333mgしかHMBが配合されていません。

巧妙な表示方法に騙されないようにしましょう。

HMB極ボディのやり方

HMB極ボディのコスパ

HMB極ボディは、元プロボクサーの亀田兄弟を広告塔にしているHMBサプリです。

販売ページには、大きくHMB 3,150mg 配合と記載されています。

本当であれば、2位以下のHMBサプリを約1,000mg引き離す、圧倒的なHMBの配合量です。

しかし、下に小さい文字で書かれている※部分を見てみましょう。

「HMB配合は2,100mg」と書かれています。

3,150mgというのは、栄養素の吸収を向上する「アストラジン」により、HMBの吸収が約1.5倍高まることから想定した架空の数字です。

アストラジンによる吸収率の向上は、使用者の体調、飲み合わせのサプリ、アストラジンの品質など、様々な要素によって変わるため、常に1.5倍ではありません。

そのため、これを単純化して1.5倍するのは、かなり無理があるでしょう。

配合成分数が少ない

HMBサプリのメリットは、筋肉の成長に必要な成分をオールインワンで摂取できる点です。

そのため、HMBの配合量が多くても、それ以外の配合成分数が少ない場合、いくら安くても意味がありません。

それならば、HMB100%の純粋なHMBパウダーを摂取した方が安いからです。

配合成分の中でも特に「クレアチン」が配合されているかどうかは、必ず確認しましょう。

クレアチンはHMBのベストパートナーと呼ばれるほど相性の良い成分なので、効果の実感しやすさが大きく変わります。

このランキングでは、配合成分数が3つ以下のHMBサプリはランキング対象外にしています。

これにより、オールインワンサプリとして使用不可のHMBサプリを除外することができます。

対象外にした主なHMBサプリには次のものがあります。

メーカー名 商品名 配合種類数
医食同源ドットコム ボディメイクシリーズHMB 3種類
株式会社 MTG SIXPAD HMB 3種類
株式会社 INK 金剛筋HMB 3種類
株式会社ウエルネスライフサイエンス ビルドファイトHMB2100 2種類
日本サプリメントフーズ株式会社 HMBマッスルプレス 1種類
株式会社グッドラックグローバル healthylife HMB 1種類
RISEONE株式会社 HMB POWER BOOST 1種類
協和食研株式会社 HMBタブレット 1種類

返金保証制度が充実していない

HMBサプリには、効果を実感できなかった場合の返金保証制度が付いています。

はじめてHMbサプリを試したい購入者にとっては、かなりお得な制度です。

しかし、この制度の内容は、各HMBサプリによって大きく違う点に注意しましょう。

特に違いがあるのは、返金保証期間です。

返金保障期間には、15日間~120日間まで大きなバラつきがあります。

HMBサプリは、毎日継続して飲むことで、徐々に効果が実感できるサプリです。

そのため、保証期間が短かすぎる場合、効果を実感する前に返金手続きをする必要があります。

コスパを重視する場合、最低でも30日以上の返金保証期間がある商品がおすすめです。

HMBコスパランキング

1位 バルクアップHMBプロ

HMBとは

販売 株式会社bonds
入数 150粒
1日の推奨粒数 5粒
定期価格 5,950円 (第 3 位 / 6 位)
1日分の価格 198.3円 (第 3 位 / 6 位)
返金保証期間 90日間 (第 1 位 / 6 位)
HMB配合量 2,000mg (第 1 位 / 6 位)
HMB1mgあたり 0.0875円(第 1 位 / 6 位)
配合成分数 6種類 (第 5 位 / 6 位)
クレアチン 配合あり

国産原料を使用している品質の高さと、圧倒的な安い価格で、現在、日本で一番売れている人気HMBサプリです。

HMB1mg当たりの価格が0.1円を下回っているのは、バルクアップHMBプロしかありません。

安い理由の一つは、配合成分数の少なさでしょう。

バルクアップHMBプロには、6種類しか成分が配合されていません。

しかし、筋肉の成長に効果的な3大成分「クレアチン」「BCAA」「グルタミン」がすべて配合されているなど、外せないポイントはきちんと押さえられています。

配合成分の厳選が、製造コスト削減につながっていると想定できます。

また、広告にかけるお金が少ない点も、安さの理由の一つと考えられます。

多くのHMBサプリでは、筋肉芸人や元アスリートなど、誰しもが知っている有名人を広告塔として起用しています。

前述のロナウジーニョ選手や、亀田兄弟がいい例でしょう。

しかし、バルクアップHMBプロが広告塔として起用しているのは、お世辞にも有名とは言えないプロレスラーと女子大生フィジーク選手です。

有名人の広告料は、年間数千万円になることもあります。

広告費がかからない分が、安い価格に還元されていると考えられます。

2位 鍛神HMB

鍛神HMB

販売 株式会社BIZENTO
入数 180粒
1日の推奨粒数 6粒
定期価格 6,980円 (第 5 位 / 6 位)
1日分の価格 233.0円 (第 5 位 / 6 位)
返金保証期間 30日間 (第 3 位 / 6 位)
HMB配合量 2,000mg (第 1 位 / 6 位)
HMB1mgあたり 0.1163円(第 3 位 / 6 位)
配合成分数 23種類 (第 2 位 / 6 位)
クレアチン 配合あり

フィジーク選手としても活躍する俳優、金子賢がプロデュースしたHMBサプリです。

業界トップクラスの2,000mgのHMB、23種類という豊富な配合成分数を誇ります。

配合成分の中でも特に、アルギニン、シトルリン、オルニチンが配合されている点には注目したいです。

NO系と呼ばれるこれらの成分は、血管を広げる作用があり、筋力アップや筋肥大に関与する、パンプアップ効果の活性化を促します。

そのため、筋力アップや筋肥大を目指す人には、一番おすすめしたいHMBサプリです。

ここまで充実した配合内容にもかかわらず、値段も高くありません。

HMB1mg当たりの価格は約0.11円とかなり安いです。

この要因は、広告費にお金がかかっていないからでしょう。

他のHMBサプリで起用されている芸能人は「広告塔」ですが、この商品は金子賢自身が「プロデュース」している商品です。

そのため、芸能人を起用していながら、安い価格を実現できたと推察できます。

3位 キレマッスルHMB

HMBおすすめランキング3位

販売 エイベックス・グループ
入数 180粒
1日の推奨粒数 6粒
定期価格 6,980円 (第 5 位 / 6 位)
1日分の価格 233.0円 (第 5 位 / 6 位)
返金保証期間 30日間 (第 3 位 / 6 位)
HMB配合量 1,800mg (第 4 位 / 6 位)
HMB1mgあたり 0.1292円(第 4 位 / 6 位)
配合成分数 24種類 (第 1 位 / 6 位)
クレアチン 配合あり

音楽プロダクションとして有名なavexが開発したHMBサプリです。

最大の特徴は、24種類にも及ぶ配合成分の豊富さでしょう。

この中には、クレアチンやBCAAといった筋肉の成長を促す成分だけでなく、コラーゲン、エラスチン、ビタミン群・ミネラル群など、美容にかかわる成分も豊富に配合されています。

これは、この商品がもともと、所属タレントの美容健康のために作られたことに由来します。

充実した配合成分にもかかわらず、値段もそこまで高くありません。

定価と一日分の価格は高いですが、HMB1mg当たりの価格は約0.12円と安い水準です。

最大の理由は、所属タレントのために作られた商品だということが関係しているでしょう。

社内の福利厚生として配布するサプリであれば、儲けを考える必要性は少ないはずです。

※2019年4月末をもって販売終了となりました。

4位 ハイパーマッスルHMB

HMBおすすめランキング8位

販売 株式会社ロカボワークス
入数 150粒
1日の推奨粒数 5粒
定期価格 6,680円 (第 4 位 / 6 位)
1日分の価格 222.7円 (第 4 位 / 6 位)
返金保証期間 15日間 (第 5 位 / 6 位)
HMB配合量 2,000mg (第 1 位 / 6 位)
HMB1mgあたり 0.11135円(第 2 位 / 6 位)
配合成分数 6種類 (第 5 位 / 6 位)
クレアチン 配合なし

株式会社ロカボワークスが販売するHMBサプリです。

業界トップクラスの2,000mgのHMBが配合されており、HMB1mg当たりの価格はかなり安いです。

しかし、残念ながら配合されているサポート成分が微妙です。

6種類と少ないうえ、HMBと相性の良いクレアチンも配合されていません。

タンパク質の合成を促進する亜鉛が入っている点はプラスですが、使用されている亜鉛は、吸収率が「ピコリン酸亜鉛」より劣る「グルコン酸亜鉛」です。

また、返金保証期間が15日間と短い点も、コスパを考える上で気になります。

悪いHMBサプリではありませんが、あえて選ぶ理由は少ないかもしれません。

5位 ストライクHMB

HMBおすすめランキング7位

販売 株式会社クリート
入数 180粒
1日の推奨粒数 6粒
定期価格 5,925円 (第 1 位 / 6 位)
1日分の価格 197.5円 (第 1 位 / 6 位)
返金保証期間 500円のみ (第 6 位 / 6 位)
HMB配合量 1,500mg (第 5 位 / 6 位)
HMB1mgあたり 0.1317円(第 5 位 / 6 位)
配合成分数 8種類 (第 3 位 / 6 位)
クレアチン 配合あり

株式会社クリートという会社が販売するHMBサプリです。

筋肉の成長に効果的な3大成分「クレアチン」「BCAA」「グルタミン」をはじめ、8種類の成分が入っています。

しかし、肝心のHMB配合量が1,500mgと少ないため、HMB1mgあたりの値段は少し高めです。

返金保証も初回の500円しか対応しておらず、コスパは微妙です。

こちらも悪い商品ではありませんが、あえて選ぶ理由は少ないでしょう。

6位 ビルドマッスルHMB

HMBおすすめランキング5位

販売 メンズドラッグ
入数 120粒
1日の推奨粒数 4粒
定期価格 5,925円 (第 1 位 / 6 位)
1日分の価格 197.5円 (第 1 位 / 6 位)
返金保証期間 90日間 (第 1 位 / 6 位)
HMB配合量 1,500mg (第 5 位 / 6 位)
HMB1mgあたり 0.1317円(第 5 位 / 6 位)
配合成分数 7種類 (第 4 位 / 6 位)
クレアチン 配合なし

近年のHMBブームを作った、先駆け的なHMBサプリです。

定期価格はかなり安い設定ですが、HMBの配合量が1,500mgと少ないため、HMB1mgあたりの値段は高めです。

配合成分数も7種類と少なめで、クレアチンも入っていません。

先発サプリのため、後発サプリと比べるとどうしても成分内容では不利になってしまうのでしょう。

今では上位互換のHMBサプリが多いため、こちらを選ぶ理由はないでしょう。

安いだけのHMBを選ばないために

安いだけが売りの激安HMBを見抜く方法と、効果の高いおすすめの安いHMBを紹介しました。

コスパの高いHMBサプリを選ぶポイントは二つあります。

一つは、単純なHMBの配合量だけではなく、配合されているサポート成分を把握することです。

HMBサプリは、あくまでもオールインワンサプリです。

配合成分を考慮しないのならば、HMB100%の純粋なHMBパウダーを選ぶべきでしょう。

二つ目は、単純な一日当たりの価格ではなく、HMB1mg当たりの値段を比較することです。

安いだけでHMBが少ししか入っていない商品では、飲んでる意味がありません。

スポーツメーカーの巧みな表示方法に惑わされず、本当に効果のあるHMBサプリを選びましょう。

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Author:

サプリメントの分析、比較を生業とする、某国立大学関係者。